保育の仕事は誰にでもできるものなのか??ホリエモンの発言に思うこと
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
ホリエモンのTwitterでの発言で、さまざまな意見を耳にします。
誰でもできる仕事だからです
「なんで保育士の給料は低いと思う?」低賃金で負の循環 (朝日新聞デジタル)
disってる、という声
保育士の専門性をもと発信していかなくては!という声
などなど、さまざまです。
本当に、保育の仕事は誰でもできるの?
私は、NOだと思っています。
ですが、保育の仕事は、子どもと遊んでるだけでしょ、
と思われていることが多いように感じます。
だから、子育てと同じように、誰でもできる、と思われているのでしょう。
また、子育て経験が活かせるお仕事、という表現の仕方も、子育て経験があれば、誰でもできる、と思わせているのかもしれないです。
看護師の仕事との比較
看護師は、専門職です。
明日から看護師のお仕事してください、と言われたら、困りますよね。
誰でも、やりたい!という意欲だけではできないものです。
家事代行サービスとの比較
最近では、家事代行サービスを利用する人が増えています。
家事研究家の方、家事の専門家がいるくらいです。
小学生の頃から、教室の掃除をしてきましたが、より綺麗に、という観点から見ると、専門家のほうが優れているのでしょう。
明らかに、専門家が掃除をしたほうが効率よく、きれいになりますものね。
そういう意味では、専門職的に扱われている、という印象です。
介護ヘルパーとの比較
保育の仕事と似ています。
資格がなくても、両親を介護しなくてはならなければ、するでしょう。
なんとかできてしまうのも、現状です。
もちろん、専門的知識があるほうが安心だとは思いますが、明日からやってください、と言われたら、なんとかできてしまうでしょう。
ここが、保育と似ている点でしょう。
今、私にできること
保育士の給料を上げること、それは保育園の構造上、なかなか難しいことです。
ですが、保育の仕事が誰にでもできる、と思われないように、専門性を見える化することなら、私にもできると思うのです。
保育の専門家、子どもの専門家
何かができるから、専門家なのでしょうか?
何かに詳しいから、専門家なのでしょうか?
保育の理論にも、いろいろあります。
モンテッソーリだったり、シュタイナーだったり。
また、子どもの特徴、個性もさまざまです。
同じ手法で、同じ結果が得られるものではないでしょう。
ここが、専門性を見えづらくしている点でもあります。
だとしたら、幅広くではなく、何か一つでも、専門的な知識を身に付ける努力をできればいいのではないでしょうか?
私は、ベビーシッターとしての視点からの専門性をアピールしたいと思っています。
「家庭内での保育のプロ」としてです。
これを極めることで、育児の参考になることをお伝えできる存在になりたいと思っています。
日々、勉強!
専門性を磨き続けます!