フィンランドの保育事情
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
先日、フィンランドの保育、教育の視察に行った友人の話を聞きに行ってきました!
フィンランドは、自然と共存する国なんですよね。
いろいろなところでなっているブルーベリーは、誰でも食べていいんだとか。
最近、老眼気味の私にとっては、羨ましいです(笑)
さて、フィンランドの教育といえば、2003年、PISA学力ランキングで総合1位を獲得したことで、注目を浴びるようになってきたもの。
私も、興味を持っているも、あまり詳しく知らなったので今回のシェア会は、とても勉強になりました!
今回は、私が学んだこと3つをご紹介します。
1.保育園の設備が大人サイズ
保育園のトイレも、洗面台も大人サイズなんです。
というのも、日本の保育園は、トイレも、洗面台もすべて子どもサイズのものを設置することが義務付けられています。
ですが、フィンランドでは、すべて大人サイズだそうなんです。
というのも
家では、大人サイズの設備で暮らしている
子どもサイズに合わせて保育する大人が健康を害しないため
という理由から大人サイズだそうです。
保育園に勤務していたので、当たり前になっていたのですが、よく考えてみると、確かにそうですよね。腰痛が原因で離職する保育士さんを何人も見てきたので、大人サイズになることは、ありがたいのではないでしょうか。
ベビーシッターは、ご自宅での保育を行います。
この場合、トイレも洗面台も大人用を使います。ですが、何不自由ありません。
子どもたちは、器用に台などを使って使いこなしています。
2.授業中ヘッドホンをしてOK
小学校の授業中、ヘッドホンをしている子がいるそうです。
これは、集中したいから。
そして、授業中は、好きな姿勢で授業を受けてOKだそうです。
そもそも、同じ姿勢でいさせることは、虐待に近いと考えているそうです。
(日本では、姿勢よく椅子に座りなさい!と言われます)
このことからもわかるように、その子を尊重する体制が整っているんですよね。
最近、「子どもの権利条約」を意識している私は、フィンランドって、それをしっかり守っている国なんだな、と思いました。
3.家族を大切にしている
フィンランドの人は、基本的に残業はないため、早く帰宅して家族と過ごす時間を大切にしているそうです。
深夜営業しているコンビニ、お店などはないのだとか。
ないのが当たり前だと、不便さを感じないのだとか。
長時間労働で注目されている学校の先生も、フィンランドでは、仕事が終わったらすぐに帰るそうです。
番外編
フィンランドは、税収でいろいろなものが賄われているそうです。
ですので、学校も無料、なんと、3Dプリンターも無料なのだとか!!
すごいですよね。
そして、塾などの民間サービスがないのだとか。
ベビーシッターもいなさそうですよね。
そもそも、早く帰宅できる職場環境だと、必要もなさそうですね。
日本では、ベビーシッターを仕事のために利用する人がほとんどです。
ですが、フィンランドのような環境になれば、もっと包括的に家族をサポートができるのはないかな、と思うのです。
そういう意味でも、フィンランドはとっても羨ましいです。
さらに・・・
さらにフィンランドの教育を学んでみよう!と思ったので、この本を買ってみました。
「フィンランド式 キッズスキル」
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読みましたら、シェアさせていただきます♪