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2018-12-02

ベビーシッターの働き方

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

先日、正社員のベビーシッターさんにインタビューさせていただきましたが、ベビーシッターの働き方も、いろいろなんです。

正社員ベビーシッターさんに突撃インタビュー!!

改めて、ベビーシッターの働き方について、紹介させていただきます。

ベビーシッターの働き方

大きく分けて3つあります。

1.ベビーシッター会社に登録(正社員、パート、アルバイト)

ベビーシッター会社に登録して働く方です。

雇用形態は、主に、正社員、パート、アルバイトです。

中には、業務委託契約の方もいらっしゃいます。

最近ベビーシッター会社の正社員としてベビーシッターをする方が増えてきた印象です。

増えた要因には、認可の居宅訪問型事業を行うベビーシッター会社が出てきたからです。

認可事業の場合、私的契約(通常のベビーシッター)と異なり、平日毎日8時間ほどの保育を行います。

そうなると、安定的に職を得られるため、会社側も、正社員を雇用しやすいのです。

2.マッチングサイトを利用してのフリーランス

ここ数年で、マッチングサイトが急増しています。

ここに登録して、お仕事を受けられるのです。

副業としても、始めやすいです。

マッチングサイトによっては、面接があることも。

ですが、契約は、何もなく、すべて自己責任、というマッチングサイトが多いようです。

実は、その意識を持たれていない方も多いですが、何かトラブルがあったら自分で解決しなくてはならない、というリスクがあります。

一方、マッチングサイトでも、業務委託契約を結ぶところもあります。

これですと、サイト運営会社がトラブルが起こったときも、関与してくれるので、安心です。

3.完全なフリーランス

こちらは、営業、経理、顧客管理などすべてを自分で行うシッターさんです。

保育だけではなく、経営的なスキルも必要となってきます。

ですが、その分、やりがいも大きいと思います。

それぞれのメリット・デメリット

1.ベビーシッター会社に登録(正社員、パート、アルバイト)

<メリット>

・何かあっても、会社が全面的に対応してくれる

・代わりの人がいる

<デメリット>

・時給が低い(マッチングサイト、フリーランスと比較して)

<その他>

・会社の保育理念、方針に従う必要があります。

異なる価値観を持っていると、ツラくなることもあるでしょう。

2.マッチングサイトを利用してのフリーランス

<メリット>

・自分で料金設定をできる

・サイトを通して受注するので、営業活動をほとんどしなくてもいい。

・売上管理もしやすい

・サイトを経由したお仕事には、すべて保険が適用になる

<デメリット>

・何かあっても、すべて自己責任

・代わりの人がいない(病気などになれない)

<その他>

・手数料を支払うことになります。

マッチングサイトによって、異なりますが、10%~30%です。

・届出を出す義務があります。

ベビーシッターの届出制について

3.完全なフリーランス

<メリット>

・自分で料金設定をできる

・すべて自分で決められる自由がある

<デメリット>

・何かあっても、すべて自己責任

・代わりの人がいない(病気などになれない)

<その他>

・個人だと保険に入りずらいです。

・届出を出す義務があります。

まとめ

みなさんは、どんな働き方に興味を持たれましたか?

どんな働き方がいいかは、個々に異なります。

自分に合った働き方を見つけられるといいですね。

最後に1点お伝えしたいことがあります。

ベビーシッターというお仕事は、保育士資格を持っていたり、施設での経験が長い方は、はじめやすい仕事です。

施設での保育と異なる点が多々あります。

そして、初めてしまえば、他の人のシッティングを見ることも、自分のシッティングを見られることもありません。

それは、質のいい保育を提供しずらい環境でもあります。

ですので、ぜひ、日々の保育を振り返ったり、他のシッターさんと交流したり、研修に参加してブラッシュアップしたりしていただきたいと思っています。

交流、勉強会、研修会は、ベビーシッターを考える会でも行っております。

ご興味のある方は、ぜひご参加くださいませ。

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