スウェーデン保育の実践 3つの驚き!!
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
先日、9月19日は、えどぴフォーラムという保育のオンラインイベントに参加しました!
一日、朝から夕方まで、保育について聞いて学んで・・・
充実の一日でした!
ほんと、こういう学びの機会は、ありがたいです。
そこでの気づきを約1分で読める記事にまとめました。
スウェーデン保育
今回、海外の保育実践について、話を伺えるセミナーがいくつもあったのですが、中でも、びっくりしたのが、スウェーデン保育。
今回、スウェーデン保育について語ってくださったのは、野外プレスクールで保育士をされている巽朝菜さん。
ECO-Schoolsという世界的なプログラムを実施しているプレスクールだそうです。
ということもあり、戸外活動をたくさんされていました!
日本の概念で考えると、えーーーー!!
というびっくりなことがありました。
自然と共存
その一つが、雨の日も、寒い日も、外で遊ぶんだそうです。
そんなスウェーデンの驚く考え方がこちら
「悪い天気などない。服装が悪いだけ」
なるほどー。
雨でも、ぬれないようにレインコートを着て、レインブーツをはけば、OKだし、寒かったら、ダウンコートを着て、ニット帽に、手袋、ブーツを活用すればいいんですよね。
これだと、雨でも、寒くても、どんな天気でも、ハッピーでいられそうですね。
そして、もう一つ驚いたことは・・・
「お昼寝を外でする」
屋根があり、窓のない場所で寝るんだとか。
氷点下になっても、寝袋で寝る、というのには、びっくりしました。
ですが、外で寝るのって、とっても気持ちがいいのだとか。
ところ変われば・・・ですよね。
いい意味で既成概念が壊れました。
保育における民主主義
もう一つ、ほーっとびっくりしたことが保育における民主主義
スウェーデンのカリキュラムのベースには、スウェーデンが大事にする人権保護と民主主義があるそうです。
人権保護は、なんとなくイメージがつくのですが、保育の中の「民主主義」は、新しい発想でした。
例えば、どの絵本を読んでもらうかを投票で決めるんだそうです。
投票!?というと、選挙のイメージが強いですが、多数決ってことですよね。
それを子どもたちがやりやすいように、絵本の前に、ビンを置き、各自、読んでもらいたい絵本の前にあるビンにまつぼっくりを入れる、という仕組み。
これなら、みんなが参加しやすいですよね。
そして、一番まつぼっくりがいっぱい入っているビンの絵本を読んでもらえる、と見た目でわかるのもいいですね。
これも、民主主義の精神を伝える手段、ということ、とても勉強になりました。
自分の力で選ぶことができる、
そして、ときには、意見が通らないこともある
そんなことを学ぶ機会は、大人になってからの生きる力になっていくことでしょう。
まとめ
海外の保育は、参考になることもたくさんあります。
ただ、国民性、文化などの違いから、そのまま取り入れるのではなく、カスタマイズが必要でしょう。
そんななか、訪問保育をする私が実践したい、と思ったことは、
天気に関係なく、外遊びを提案すること
雨の日でも散歩に行く、というよりも、前段階のこと。
子どもは、雨の日でも、散歩に行きたいかもしれません。
行きたい!となったら、どうやったら、ぬれないかな?
と考えることも、ひとつだな、と思ったんです。
きっと、どんな方法を取り入れるか、こちらの意図のおしつけではなく、ともに考える、それが大切なんでしょうね。