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2017-10-23

【メディア掲載】livedoor NEWS

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

先日、取材を受けたのですが、それが掲載されました!

http://news.livedoor.com/article/detail/13764241/

子どもを平等に愛せないのはなぜ?

今回は話をいただいてはじめて、このことを悩まれている人がたくさんいらっしゃることを知りました。

母や2人の娘を育てている妹にも、

「平等に愛せないと思ったことある?」

と質問してみました。

ふたりとも、答えは「ない」とのこと。

そこで、いろいろネットで検索してみました。

調べてみると、数年前に高田万由子さんが、「息子が嫌い」と話したことで、いろいろな意見が寄せられていることを知りました。

他にも、同じように、平等に愛せないと悩む方の記事がたくさんありました。

そんな記事を読み進めていくと、「嫌い」という感情を「愛していない」と思っているのではないかと思ったのです。

「愛」の反対・・・

「愛」の反対語、ご存知ですか?

それは、「無関心」です。

なんの感情も抱かないということです。

ですので、嫌いと思うことは、愛していない、のとは違うということをわかってもらえるでしょう。

では、人は、どんな人が嫌いなのでしょうか?

例えば、

・自分の言うことを聞いてくれない人

・批判的なことばかり言う人

・自分に対して優しくない人

などなど。

ある意味、自分に都合が悪い人が、嫌いなのです。

自分を好きでいてくれる人、自分に都合のいい人のことは好きなはずです。

悩む裏には、過去の辛い体験が??

調べていくうちに、悩む人の多くは、自分自身が兄弟よりも愛されていなかった、と感じていることに気づきました。

自分が感じた辛さをわが子に味わわせてはいけない、そんな想いが強いようです。

ですが、果たして、ご両親は、愛していなかったのでしょうか?

聞いてみなくてはわかりませんが、決してそうではないでしょう。

ただ、「愛されていない」と感じていただけではないでしょうか?

そう、単なる思い込み、という可能性があるということです。

ですが、わが子にそんな風に思われること、とても悲しいですよね。

できれば避けたいものです。

わが子へ愛を伝えるためには?

では、どうしたら、愛していることが伝わるのでしょうか?

兄弟の場合、記事にもありますが、

ひとりずつ向き合う時間を持つことが大切だと思っています。

自分だけを見てくれる時間、子どもにとっては、何よりも嬉しいことでしょう。

ベビーシッターとして、上の子と過ごすために下の子をお預かりすることがあります。

(その逆もあります)

ママを独占できる子どもの目の輝きといったら、本当にキラキラしています。

月に1回でもいいので、そういう時間を過ごされると、子どもの心の安定につながるのではないでしょうか。

実は、子どもだけでなく、親にとっても、子どもの新たな一面を見ることで、より幸せを感じることができるようです。

まさに、いいことづくしですね。

さらに・・・

言葉でも表現してみてください。

「愛しているよ」

「あなたがいてくれて幸せ」

「生まれてきてくれて、ありがとう」

このようなメッセージを言われた子どもは、たっぷり愛を受け止め、自分自身を愛することができるようになります。

それは、他人を愛するためにも必要なことです。

そして、自分を信じ、いろいろなことにチャレンジするうえでも、必要なことです。

言葉にするのは、照れくさいかもしれませんが、いっぱいいっぱい言ってあげてほしいな、と思います♪

 

 

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