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2017-12-29

都がベビーシッター継続利用に補助!?

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

今朝の朝日新聞に目を引く記事を見つけました。

ベビーシッター利用補助、都が新設へ 60億円計上方針

利用補助してくれるなんて、利用者には、ありがたい話ですよね。

東京都が、待機児童対策としてベビーシッターの利用料を補助する制度を2018年度から新設することが分かった。ベビーシッターの育成支援と合わせて約60億円を18年度予算案に計上する方針。内閣府によると、ベビーシッターの継続利用に対する補助は、都道府県では極めて異例という。
都は従来、保育所開設支援などで待機児童を減らそうとしてきたが、需要も増え、都内の待機児童数は全国最多の8586人(17年4月)と高止まりしている。このため施設を増やすだけでなく、施設に入れない人への支援が必要と判断した。

複数の都幹部によると、新たな補助は、区市町村に申請したが認可保育所に入所できていない児童が対象入所決定までの間にベビーシッターに預けた場合、利用料のうち1時間あたり千円まで補助する。1日8千円、月20日が上限。ベビーシッター利用料は、1時間1500~2500円が相場という。

サービスの質を確保するため、都は、全国保育サービス協会の審査や研修を経たベビーシッターを補助対象とする仕組みなどを検討している。都などによると、同協会認定のベビーシッターは都内で約1万人。都はベビーシッターを増やす育成事業も18年度予算案に計上する方針だ。(伊藤あずさ)          WEB版の朝日新聞記事から抜粋

 

要するに待機児童問題解消のための補助なんですね。

補助には、さらにもう一つ条件がついていて、

全国保育サービス協会の審査や研修を経たベビーシッター

を利用した場合のみ、ということです。

気になる点は、

ベビーシッターを増やす育成事業も18年度予算案に計上する方針だ。

という一文。

18年度、ということは来年度・・・ということで、今後の動きに注目したいと思います。

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