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2018-08-17

「おいで」と「来て」は、どう違う?

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

私が、大好きな手遊び歌に
「パンダ うさぎ コアラ」
があります。

こちら、
「おいで おいで おいで おいで こあら」

「おいで」という言葉が何度も出てきます。

子どもたちに、「おいで~」と声をかけるときには、この歌を歌っています。

大人に「おいで」は、失礼?

あるとき、2歳の女の子が、私を「おいで~」と呼んだんです。
それを聞いたママが、「きて~ でしょ。おいでは、失礼でしょ
と言ったんです。

「おいで」を何気なく使っていたのですが、これって、上から目線の言葉かも。
と思ったのです。

「おいで」と「来て」の違い

ネットで調べてみたいのですが、意外と出てこないものなんですね。
やっと見つけました!

そもそも「おいで」とは「御出(で)」と書き、「行く」や「来る」の敬語として用いられていました。そこからその命令表現としての「おいでなさい」が用いられ、その省略で「おいで」という言い方が定着したと思われます。     (こちらから抜粋)

やはり、命令表現なんですね。

「来て」も若干命令表現っぽい感じもするのですが、おいで~よりはフラットな表現なのかもしれません。

敬語は、難しい

敬語もいろいろな解釈があるんですよね。

例えば
「了解です」

これもよく聞くのですが、これは目上の人に使うのは、好ましくない、とされている場合もあります。
しかし、特に目上の人でも大丈夫という表記のものもあります。

個人的には、「了解です」と言われるよりも、「承知しました」と言われるほうが心地いいのですが・・・
人の感じ方というところでしょうか。

子どもと言葉

子どもたちは、大人が使う言葉、言い回しをマネしながら、語彙を増やしていきます。
ですので、人的環境であるベビーシッターの言葉遣いは、とっても大切なんですよね。

日頃から、きれいな日本語を使うよう心掛けたいものです。

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