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2018-07-19

ドラマ「グッド・ドクター」に学ぶ 障害者が保育をするということ

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

新しいドラマがいろいろ始まりました!

テレビっ子の私も、いろいろ見ながら、今期見るドラマを決めているところです。

そんな私が、ぜひ見よう!と思っているドラマが2本あります。

「グッド・ドクター」

その一つが、毎週木曜日 夜10時からフジテレビで放送されます。

本日19日は、第2話です。

今回も、涙なしでは見れない予感です。

自閉症の医師

このドラマに興味を持っている理由の一つが、主人公の新堂湊(しんどう・みなと)が自閉症(サヴァン症候群)であるということです。

新堂は、驚異的な記憶力を持ち、首席で医学部を卒業しています。

ですが、自閉症は、コミュニケーションに障害があると言われるため、医師として働けるのか、不安に思う人たちがいます。

確かに、オブラートに包んで伝える「死ぬ」「危険」ということも、ストレートに表現します。

そのことで、患者の家族、先輩医師との関係が悪くなることも。

ですが、結果、子どもの命を助けることができました。

(1話での話です)

新堂は、「すべての子どもを大人にする」

「目の前に苦しんでいる子どもがいたら、助ける」

その強い信念で動いているのです。

ともすれば、強い信念を持っていても、いろいろ考えすぎて動けない大人たちにしたら、うらやましくもあり、疎ましくもあるのかもしれません。

障害と仕事

医師とは、腕も重要ですが、患者とのコミュニケーションもとても大切な仕事でしょう。

人が相手ということで、ベビーシッターにも通じるところがあります。

コミュニケーションは、とても重要で、円滑にすることで信頼関係を築くこともできます。

また、危険を回避することにもつながります。

ベビーシッターの場合

このドラマを見ながら、の主人公、新堂がもし、ベビーシッターという仕事を選んだなら、できるのだろうか?

そんなことをふと思ったのです。

ベビーシッターは、基本的にはマンツーマンで行う仕事です。

個人的には、コミュニケーションがうまくできない、衝動的に動いてしまうことは、リスクだと感じています。

ですが、これは単なる思い込みなのではないか?とも思っています。

保育園勤務の場合

では、保育園という施設ではどうなのだろうか?

他の先生たちとの協力で、できるかもしれません。

ちなみに、少し調べてみると、全盲の女性が保育園に勤めているケースがあるそうです。

また、精神障がい者手帳3級を取得している、発達障がいの男性が勤務しているケースがあるそうです。

発達障がいを持ちながら、活躍!保育園における障がい者雇用

子どもにとっての障害者

子どもにとって、関わる保育者は、人的環境です。

とても影響を与える存在だと思っています。

その保育者が障害者であることは、子どもにとってどうなのでしょうか?

未知数すぎて、今の私には、答えが出ません。

 

このドラマに興味を持ったのは、そこが描かれるのではないかという期待もあるからです。

今後のドラマの展開が楽しみです。

もしかしたら、最終回を迎えるとき、答えが出ているかもしれません。

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