ベビーシッターって、どんな人が使っているの?【動画あり】
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
「ベビーシッターって、セレブが使っているんですよね。
私が使うなんて、とんでもないかしら?」
そんな質問をいただくことがあります。
共働き家庭がメイン
ベビーシッターを利用される方の多くは、共働きです。
世帯年収は、700万円くらい、とも言われています。
特にセレブではないですよね。
私のお客さまも、ほぼ9割共働き家庭です。
ただ、ママがフリーランスだったり、経営者だったりと
育児も仕事もフレキシブルに楽しんでいらっしゃる方が多いです。
ですので、魅力的な方ばかりなんです。
パパは、会社員だったり、経営者だったり、さまざまです。
仕事以外でも
利用されるのは、お仕事が理由の方が多いですが、リフレッシュのため、
夫婦の時間のため、勉強のためという方もいらっしゃいます。
海外では、子どもをベビーシッターに預けてディナーを楽しむことは
当たり前のことらしいです。
これをしている方は、日本にもいます。
そういう方が、セレブっぽく見えるのかもしれません。
芸能人などがそういう使い方をし、バッシングを受けていたりしますよね。
なぜ、バッシングされなくちゃいけないのか??
まだまだ、子育ては母親がすべきもの、という思想にとらわれている証拠ですよね。
ベビーシッター代は、高い!?
認可保育園って、高所得者の方でも、MAX月8万円くらいなんですよね。
(多少、自治体によって異なると思いますが)
これって、かなりやすいですよね。
それから比べると、1時間1000円~3000円くらいのベビーシッターは、
かなり高い・・・
1日8時間頼むと1万円は、軽く超えてしまいます。
これも、セレブが使うもの、というイメージがついてしまっているんですよね。
補助があればいいのに!
認可保育園が、なぜあんなに安いのか?
それは、国からの補助金が出ているからです。
保育園に支給されます。
だから、あずけている方は、補助してもらっている意識をなかなか持てないのです。
個人的には、施設だけではなく、個人にも補助金が出て、自由に預け先を決められれば
いいのにな、と思っています。
いわゆるバウチャー制度です。
預けることだけに限らず支給する考え方が、ベーシックインカム。
これも、面白い考え方です。
まとめ
誰もが気楽にベビーシッターを使える時代ではないかもしれません。
ですが、ベビーシッターには、他の保育とは異なる良さがあります。
(保育の種類、それぞれメリット、デメリットがあります)
昔は、地域の人がたくさん支えてくれました。
しかし、それが難しい現代では、地域の人の代わりに、ベビーシッターのような
存在を活用するといいのだろう、と思うのです。
そのためにも、ベビーシッターのよさを追求し、質を高めていければと思っています!