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2018-04-06

フリーランスのベビーシッターを続ける秘訣は?

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

最近、「働き方改革」という言葉をよく耳にします。

また、「生産性向上」がテーマの本もよく見かけます。

世の中、変化してますね。

私は、会社に正社員で働いたことが、なんと9か月しかないという、根っからの自由人。

ちなみに、その会社はベビーシッター会社です。

その後は、保育園に勤務したり、フリーランスのベビーシッターをしたり。

フリーランスという働き方

今も、株式会社の代表をしていますが、正社員を抱えていない分、フリーランス的な部分が大きいです。

やはり、自分の人生をどう配分するか、自分で決められる自由さが、一番のメリットです。

ですが、いいことばかりではありません。

最初が正念場

フリーランス的働き方をし始めたころ、一人暮らしをしていました。

(最初は、ベビーシッター以外でのフリーランス的働き方からスタートしました)

ですので、毎月何もしなくても出ていくお金があります。

例えば、家賃、光熱費など。

最初の正念場は、収入面です。

大阪に住んでいたので、家賃が安いところに住んでいても、最低10万は稼がなくては!

そんな切迫感はありました。

また、万が一、入院したら収入がゼロになるので、ある程度の貯金がなくては・・・

そんな不安感がありました。

もう一つの正念場

収入面だけでなく、もう一つ乗り越えなくてはならないことが、仕事のペースに慣れることでした。

仕事が連続して詰まってしまう。

または、何日か休みになってしまう。

フリーランスとはいえ、実はクライアントありきな点もあるため、変動が激しいんです。

そのペースに慣れ、時間を有効に使えるようになるまで、少し時間がかかりました。

(規則正しい生活に慣れている人ほど、ハードルが高いかもしれません)

多分、最初の半年から一年過ぎたころから、この働き方がしっくりきたと思います。

それから、この働き方がやめられません(笑)

フリーランスとしてのベビーシッター

実際、フリーランスとしてベビーシッターをしていた期間は、約6年。

ざっと約13年前のことです。

ご縁に感謝

当時は、今のようにマッチングサイトがほとんどなかったので、お客様と出会うことは、一苦労でした。

そこで、私が活用していたのは、「mixi」の掲示板。

ここで、出会った方が最初のお客様でした。

とはいえ、ここもあまり活用せず・・・

私がお客様と出会うのは、ほぼ紹介でした。

 

この時期、子育て支援関連のイベントに行ったり、イベントを開催したりしていました。

その中で出会った方が、お客様になってくださったり、お友達を紹介してくださったり。

本当に、人のご縁に感謝です。

そして一人では、対応しきれなくなり、仲間を募り・・・

法人化に至りました。

そして、法人化した現在も人のご縁で成り立っているようなものです。

こじんまりとチームを組んでやっているようなものなので、「会員さまの紹介のみ」という会員制をとらせていただいています。

収入面は??

収入面は、やはり月によって、ばらつきがありました。

一人暮らしの私は必要経費は稼がないといけないので、アルバイトをしていました

その一つが、NPO法人フローレンスさんでの病児保育(レスキュー隊員)です。

また、当日でも、出勤予定を変更してもらえるような事務、経理などのお仕事もしていました。

これも、知り合いが配慮してくれたおかげです。

また、このときの経験が今に大変活きているんです。

人生何一つ無駄なことはないですね。

黒いワークライフバランス!?

フリーランスでベビーシッターを始めたころ、私のワークライフバランスは、

仕事10 プライベート0

という、すさまじいアンバランス(笑)

24時間、呼ばれれば応えない!

そんな気持ちでした。

ですので、プライベートを入れたくなく・・・

今は・・・

やっと、数年前から仕事7、プライベート3くらいになりました。

とはいえ、3のプライベートも、仕事のためにあるようなものなのです。

例えば、ヨガに行き、体を整えることは、常に100%で子どもと遊べる体力、健康作りのため。

テレビや映画を見ていても、仕事に関連付けて考えています。

姪っ子たちと過ごす時間も、母親体験をしているようなもの。

オンとオフの区別がないんです。

24時間、仕事のことばかり考えています。

よく「オンとオフは分けたほうがいい」なんて言われますが、好きな仕事をしていると分けようがないのです。

分けようとすることが、ストレスになるくらいです。

フリーランスベビーシッターを続ける秘訣は?

かれこれ、個人で6年、法人化して7年目の私ですが、シッターをこんなに続けられたのは、何だったのか?

改めて考えてみました。

いろいろあるのですが、3つご紹介します。

1.好きなこと

やっぱり好きなこと、というのは大切ですよね。

子どもが好き、ご家庭をサポートすることが好きだから、毎日が楽しくて、やめられないのです。

これは、シッター先の小学2年生の女の子が書いてくれた似顔絵。

こういうのたまらなく嬉しく励みになります♪

2.コントロール力

ある意味、時間も収入もすべてを自分で決められます。

ですが、その決め方を間違えると周りの人に迷惑をかけることになります。

ですので、まず、自分のことをよく知ることが大切です。

そして、どういう状況になると自分がつぶれていまうのか、どうしたらいい状態を保てるのかを知っておくことです。

これがあると、自分をうまくコントロールすることができます。

仕事量も調整することができます。

つまり、自分の働き方、生き方を上手にデザインする力とも言い換えることができるでしょう。

3.覚悟

どんな仕事もそうかもしれません。

ですが、子どもの命を守る仕事なので、リスクもともないます。

ですが、何があっても、自分で選んだこと、やったことには、責任をとる覚悟をすることです。

これがあると、何が起こっても、人のせいにすることがないので、自分らしく生きられます。

また、腹が座るというか、仕事の仕方だけではなく、生き方も地に足をつける気がします。

参考図書

私の時代は、マッチングサイトがなかったのですが、今は、マッチングサイトがたくさんあります。

マッチングサイトは、お客様と出会う場です。

今の時代にあって、スマホでやりとりができます。

完全にフリーランスで活動するより、スタートしやすいのではないでしょうか?

そんなマッチングサイトを活用して、フリーランスでシッターをやってみたい!と思う方は、この本が参考になると思います。

(*クリックするとAmazonにとびます。kindleで読めます。

ちなみに、kindle Unlimitedで読めますので、1か月無料体験に申し込むと無料で読めます)

20分もあれば読めますよ。

お知らせ

●ベビーシッターを考える会「リスクマネジメント研究部」は、

4月9日20:00-21:30 ZOOMにて開催予定です。
テーマは、

「戸外におけるリスクマネジメント」

参加費は、無料です。

参加ご希望の方は、メールでご連絡ください。

bkksitter@gmail.com

●4月8日より「ベビーシッターによるお役立ち情報」というメルマガを配信します。

月1回の配信です。

お申込みはこちらからお願いします♪

みなさんのお申込みお待ちしております!

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