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2017-05-12

幼稚園ロス!? 子どもにもあった、小1の壁

入学式から1ヶ月以上がたち、小学1年生の子どもたちは、

学校生活にも慣れた頃かしら?

幼稚園ロスの姪っ子

姪っ子がこの春から小学1年生。

4月生まれということもあるけれど、とってもしっかり者。

そして、真面目な性格です。

その姪っ子が、登校前にトイレでしくしくひと泣きしているというのを

聞いたのです。

なぜ??

よく聞くと、給食の時間が辛いそうです。

牛乳に左右される一日

姪っ子は、それほど牛乳が好きではありません。

それが、毎日給食で200mlの牛乳を飲まなくてはならないんです。

担任の先生は、「飲みなさい」と強制するタイプではないそうです。

しかし、姪っ子は、「残してはいけない」と思い込んでいるそうです。

「給食は、残さず食べましょう」

そんな標語があり、そういう空気感だと頑張っちゃうんですかね。

大人の私からみたら、適当な理由をつけて残しちゃっていいんだよ。

と思ってしまうのですが。

頑張りたい気持ちと、残す悪い自分になりたくないという気持ち。

逃げれるなら逃げたい気持ちと。

様々な気持ちの葛藤があるのでしょうね。

 

幼稚園のほうがよかった

幼稚園は、牛乳飲まなくてもよかった。

給食も、幼稚園のほうがおいしかった。

幼稚園のほうが、クラスの人数が少なくてよかった。

トイレに気兼ねなく行けた。

(姪っ子は、不安があると頻尿になる傾向があるため)

などなど、幼稚園と比べて、悲しくなってしまうようです。

幼稚園ロス

子どもにとっても環境の変化は、大きいんですよね。

子どもにとっての小1の壁なのかもしれません。

就学前教育と小学校に大きな壁

もしかすると、これって、幼稚園、保育園の生活と、小学校の生活が

違いすぎることが原因なのでは?

そんな風に思うようになってきました。

自由に、のびのびと。

個を尊重した保育、教育がスタンダードになっていっている就学前教育。

一方で、一斉授業で、受身。

みんなと同じようにしなくてはならない空気感の小学校。

園、小学校によって、これは異なると思いますが、

ギャップがあるということは確かのようです。

生活リズムも違いますよね。

ということで、やっぱり慣れる時間が必要なんですよね。

就学前教育に必要なこと

もしかすると、ギャップにも耐える、乗り越えられる力を身につけられるように

サポートすることが必要なのではないでしょうか?

変化に弱い子は、社会に出ても、辛いことが多いでしょう。

変化を楽しめると、どうでしょう?

ギャップがあったって、苦にもならないのではないでしょうか。

この力、たくさんの経験をする中でしか身につかないことかもしれません。

 

姪っ子にも、今の牛乳体験が、乗り越える力を養う素晴らしい体験となってもらいたいものです。

 

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