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2020-10-06

「ハチドリのひとしずく」を読んで

こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。

みなさん、「ハチドリのひとしずく」という物語を知っていますか?

南アメリカの先住民に伝わるお話で、とっても短い物語です。

「ハチドリのひとしずく」の物語

森が燃えていました
森の生き物たちは われさきにと 逃げて いきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは 行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」

ハチドリ視点

ハチドリの「私は、私にできることをしているだけ」

この言葉は、とても深い言葉だな~と思うのです。

ハチドリは、誰かのせいにしたり、誰かになろうとしたり、今の自分を責めたりすることなく、淡々をできることをする。

とても潔く、かっこいいと思います。

だって、人のせいにしたり、自分を責めたりすることのほうが、実は楽で、簡単だから。

他の動物視点

動物たちは、逃げる。

ハチドリの行動をみて、「そんなことをして いったい何になるんだ」と笑う。

こういう人多いですよね。

ただ、こういう人が、なぜ、そうしたのか、その意図が気になりました。

想像したって、実は、動物たちの真実かどうかは、聞いてみないとわからないわけで。

だから、ハチドリが、他の動物を責めない、というところに共感します。

まとめ

個人的には、「口ばしで水のしずくを一滴ずつ」という地味な行動は、大きな結果を生むと思っています。

地味な行動こそ、力

今の私には、とっても響くメッセージでした。

ただ、ハチドリは、やっているうちに、他の行動を知ることになるかもしれません。

仲間ができるかもしれません。

仲間とバケツに水を入れて、運ぶとか。

もっと、たくさん水を運べる動物に協力を求めるとか。

誰かの知恵を借りたり、行動を変えていくことで、より大きな力になっていく。

まずは、自分ができることをやったからこそ、見える景色があるのでしょうね。

 

 

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