学校の先生って、罪を犯していても、なれちゃうって、本当??
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
元ベビーシッターによる事件について、考えているうちに、他の子どもに関わる仕事は、どうなのか??
そう思い、教師を調べていたら、驚愕の事実が、わかりました。
逮捕された人が、別の件で、採用され、事件を起こしていた
未成年への「性犯罪歴」がある教師が他県で再雇用されるカラクリ
未然に防げたのではないかと思われるのが、5月30日に強制わいせつで愛知県警に逮捕された、同県知立市立小臨時講師の大田智広容疑者だ。
大田容疑者は、もともと埼玉県内の小学校教諭をしており、4年前にも児童ポルノ画像をメールで送って神奈川県警に逮捕され、停職6カ月の懲戒処分を受けていた。
どうして愛知県は採用してしまったのか、またなぜ教員免許がはく奪されなかったのかという疑問が残る。 (Woman Exciteの記事より抜粋)
公務員であったにもかかわらず、再度、教師として採用され、再犯していた・・・
こんなことがあるの??
空いた口がふさがらなかった💦
この記事、2017年のものなので、2020年現在どうなのかを調べてみた
処分歴をチェックできるシステム
上記で紹介した事件のあと、19年度から新たな取り組みが実施されているそうです。
文科省は、懲戒免職や禁錮以上の刑で免許が失効した教員の再任用を防ぐため19年度から全国の教委が処分歴をチェックできるシステムの本格運用を始めた。各教委が官報に公告した教員名などの情報をデータベース化し、各教委の採用担当者が名前を打ち込んで検索すれば該当するかどうか即座に分かる仕組みだ。 (毎日新聞記事より抜粋)
教育委員会独自で、チェックできるシステムができたのですね。
システムも万能ではない
システムも万能ではない。
具体的な処分内容は登録されていないため、「結局その自治体に聞いてもらうしかない」(文科省担当者)。しかし、岡山県教委の担当者は「個人情報保護の関係で詳細を教えてもらえないことがある。逆に他県教委から聞かれた時もこちらから答えられない部分があるので、国が一括して情報提供してもらえるとありがたい」と打ち明ける。 (毎日新聞記事より抜粋)
ここでも、個人情報保護ですか・・・
それも大切なんですが、なんだかな~と思っちゃいます。
リセットもされちゃう!?
また、「社会復帰の権利はある」として情報は原則、失効期間の3年間しか登録されず、5年前にわいせつ行為で処分を受けた教員の情報は反映されない。青森県教委の担当者は「児童の安全に関わることなので、過去にわいせつ行為をした教員が再び教壇に立つのはよくない。登録期間を延ばしたり、処分内容などの情報量を多くしたりした方がいいと思う」と要望する。(毎日新聞記事より抜粋)
3年たてば、元通りの生活が送れるって、ことですか??
被害を受けた子は、3年たっても、もとには戻らないのでは?
なんだか、このシステムにやりきれなさを覚えるのは、私だけでしょうか??
まとめ
教育委員会で、再度雇用できないように、情報共有できるシステムができたのは、すばらしい!と思ったので、これ、ベビーシッターにも!!と明るい光が見えたのですが・・・
闇へ舞い戻っちゃいました。
ですが、この仕組みの穴は、次に仕組みを作るときに、参考になりますよね。
同じ過ちは、繰り返さない!!