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2017-05-20

【事例紹介】トイレットトレーニング

「トイレットトレーニング、いつ頃から始めたらいいんですか?」

この質問も、よくされます。

最近は、ゆっくり始める方が多い印象です。

そのせいか、年少さんでも、とれていない子がたくさんいるのだとか。

親の頑張りどころ!?

おむつは、勝手にはとれません。

親や大人のサポートが重要になります。

おむつをしてくれていると楽なので、なかなか始められません・・・

という声も聞きます。

確かに、おむつは、楽です。

お漏らしをして、洋服を洗ったり、床を掃除したりする必要もないのです。

タイミングをみて、短期間集中で!

よく3日でおむつがとれた!

なんてことを耳にします。

タイミングがあえば、意外と早くとれるようです。

タイミングの目安は、以下のとおりです。

・おしっこの間隔が長くなってきた(ある程度、膀胱にためられるようになった)

・足腰が強くなってきた(しっかり歩行できている)

・ある程度大人の会話を理解できる

・「出た」などおしっこが出る感覚を感じている

など

では、タイミングかな?と思ったら、トイレに誘ってみてください。

事例紹介

2歳11ヶ月の男の子Aくんです。

そろそろ、トイレに行けるかなという頃、こまめにトイレに誘うようにしていました。

はじめは、スムーズに座ることが出来るのですが、ある日、

「トイレ、いや!」という時期が来ます。

(これ、誰にでもやってくるんですよね)

そこで、トイレに誘うことをやめ、楽しい遊びにかえたのです。

トイレという3文字は、禁句にしました。

 

「電車が発車しまーす。おのりくださいーい」

そう言って、トイレまで、電車で移動します。

いつも、お気に入りのくまちゃんと一緒です。

便座には、くまちゃん、Aくんの順に座ります。

(くまちゃんが、便座に座ると汚れる!そんなことは、言わず、彼の意欲を

尊重します)

 

はじめのうちは、何度か座っても、出ません。

ですが、しばらく座っていると、ある日出るたのです。

出た瞬間のAくんの驚いた表情!!

今も忘れられません。

 

出たら、これでもか!!というくらいに褒めます。

Aくんの驚いた表情から、出ていいんだ!という自信満々な表情にかわりました。

それからも、1時間半に1回、電車にのって、トイレまで。

1度出てからは、ほぼ、トイレでできるようになりました。

トイレは、おしっこをすることろ、という認識ができたようで、おしっこを出そうとするのです。

ベビーシッターなので、毎日関わることができません。

週2くらいですが、約2週間で、トイレでできるようになりました!

まとめ

成功への近道は、

・でなくても、しばらく座ってみる(歌を1曲歌うとちょうどいいです)

・トイレに座ることを楽しみにする

・出たら、最大限ほめる

・成功体験を積ませる

です。

長いトレーニングは、親子ともに苦痛になりがちですよね。

ぜひ、タイミングをみて楽しくトレーニングしてみてくださいね。

 

 

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