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2017-05-11

オムツCMが炎上!? 企業の社会的責任

オムツメーカーのCMが炎上していること、ご存知ですか?

対比される2つのCM

ワンオペ育児を推奨しているようなCMだ!と批判的なCMは、こちら。

 

 

このCM、確かにパパの存在がなく、不自然といえば、不自然。

現実、こういう家が多そうだよな。という感じも。

確かに「共感した!」という声が多いそうです。

一方、社会全体で子育てしよう!というムードが伝わってきて、いいよね~と

言われているパンパースのCMは、こちら。

 

 

確かに、パパもばぁばも、工事現場のおじちゃんも

みんなが赤ちゃんのことを思っている姿が描かれていて、微笑ましいです。

現実と理想

ある意味、ムーニーは、現実、パンパースは、理想を描いているわけです。

育児は、母親に押し付ける風潮がまだまだ強いです。

とはいえ、男性が育児参加している姿をよく見ます。

電車で、赤ちゃん連れの人に声をかけるおばちゃんもいます。

以外と赤ちゃんウェルカムな人が多いように感じます。

 

今は、理想へと近づいていっている過渡期なのかもしれません。

 

大企業の役割と責任とは

このCMが炎上したのは、大企業のものだからでしょう。

私が同じ動画を作ったとしても、ここまで注目されることはないでしょう。

ということは、CMひとつとっても、大きな責任が伴うということです。

 

CMは、何気なく見ているものですが、概念的なものを植え付けるツールだとも

思います。

ある意味、洗脳です。

ワンオペ育児のCMを見慣れてしまうと、育児はそういうものだ、

やはり現実こうだから、仕方ないよねと

洗脳していることと同じ、ということです。

ある意味、諦めさせているような感じです。

一方、社会で赤ちゃんを育てよう、そういうCMを見ると、理想だよね、

と思いながらも、微笑ましく、そういうのいいよね、と小さな変化が

起こると思うのです。

子育ての現実を知らない人だと、そういう社会であるべき、と思うかもしれません。

そうすると、そういう社会にする行動を無意識にとるかもしれません。

 

たかが数分のCM。

されど、影響力のあるCM。

大企業のみならず、影響力のある人、団体が発言することは、とても重要な役割を担っており、

それに伴う責任があるということです。

声をあげることを恐れずに

一方、個人の発言、発信はどうでしょうか?

責任は、伴うでしょう。

匿名の場合は、責任をとっていないため、不確かなことが多い気がしますが。

 

社会を変えることは、一人一人の発言、発信の力が必要なのではないでしょうか。

今回のCMが炎上したのも、賛否両論の声がたくさんあったからこそでしょう。

そう思うと、関心を持って、意見を言ってみることって、大事だと思います。

発信しなくても、周りの友達に話すだけでもいいでしょう。

関心をもって、アウトプットする。

これをすることで、新しい気づきがあります。

私も、いろいろなことを発信していきたいと思います。

 

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