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2018-10-20

保育する人は、子ども好き?

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

保育する人、例えば、保育園の先生、幼稚園の先生、ベビーシッターなど、子どもに関わる仕事をしている人は、子どもが好きなイメージを持たれる方が多いことでしょう。

私も、そう思っていました。

しかし、最近「子どもの嫌いな先生も結構いますよね」

と聞いたのです。

これには、驚きました!

本当なのでしょうか??

子どもが好きって、どういうこと?

「子どもが好き」と一言で言っても、その意味はいろいろですよね。

「子どもそのものが好き」なのか

「子どもと関わることが好き」なのか

「子どもに限らず、人と関わることが好き」なのか

子どもって??

そもそも、「子ども」の解釈の違いによっても、好きかどうか、変わってくる気がするのです。

一般的に「子ども」は、20歳未満。

保育園の先生なら、未就学児

幼稚園の先生なら、3歳から未就学児

小学校の先生なら、小学生

ベビーシッターなら、0歳~12歳

など。

一言に「子ども」と言っても、立場によって子どもの年齢が変わってきます。

そもそも、「子ども」をどんな存在だと思っているかも、人それぞれでしょう。

例えば、未熟なため、大人がしっかり指導しなくてはならない存在、と思う人もいるでしょう。

生まれながらに、天才!と思う人もいるでしょう。

小さくでも一人の人間、と思う人もいるでしょう。

ちなみに、この子ども観が、その人の子どもとの関わり方(保育観など)に大きく影響していると思うのです。

保育園の場合

子どもと関わることが好きな保育士さんばかりだと、成り立たないでしょう。

子どもと関わることが好きな人は、主任、園長などになりたがらない、という話も聞きます。

ですので、全員、直接子どもと関わることが好きではなくてもいいと思うのです。

ベビーシッターの場合

基本的にマンツーマンで、子どもと関わります。

子どもと向き合って関わることが好きでないと、キツイ仕事かもしれません。

一緒にあそび、一緒に学び、一緒に成長できることを楽しめる人にとっては、ぴったりの仕事だと思います。

もし、子どもと直接関わることが好きでない人がベビーシッターをやっていたとしたら、子どもが好きなように、という名の「放置」をしかねないのではないでしょうか?

子どもが好きの度合い

いろいろ考えると、どの保育形態で仕事をするかによって、子どもと直接関わることが好きかどうかが必要なのかがわかるように思えます。

ということは、ベビーシッターを選ぶ際は、子どもと直接関わることが好きな人を選んだほうがいいかもしれませんね。

 

ちなみに、私は・・・

直接人や子どもと関わることが好きです。

もっと言えば、人の成長をサポートすることが好きなのです。

もともと、大学時代に障害児教育を学び、人の発達段階に興味を持ったことが、保育、ベビーシッターへの入口でした。

人が発達する、成長することは、とても嬉しく、どんな小さなことも喜びなんです。

その瞬間に立ち会えることが、この上なく幸せなんです。

これからも、子ども、大人に関わらず、人が一歩踏み出すサポートをし続けたいと思います。

 

 

 

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