【報告】保育フェス 無事終わりました~
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
先日、7月8日は、保育者による保育フェスが開催されました!
今回、運営のお手伝いと、パネルディスカッションの企画、ファシリテーターとしても関わらせていただきました。
ほんと、運営メンバーの頑張りがあって、大盛況のうちに終わりました!!
(アフターパーティー最後にパチリ)
いろんな想い、感動、涙が込み上げてきます。
パネルディスカッション
私が企画、ファシリテーターをさせていただいたパネルディスカッション。
「多様化する保育スタイル
~私らしい保育のカタチを見つけよう~」
今回、認可でありながら、あまりスポットライトが浴びない少人数保育のカタチを知ってもらいたい!
そんな想いから企画させていただきました。
「居宅訪問型保育」「家庭的保育」「小規模保育」
実は、私にとって、それぞれご縁がある保育のカタチなんです。
「居宅訪問型保育」は、まさに日々やっていること。
そして、自治体による居宅訪問型保育者研修の講師もさせていただいております。
「家庭的保育」は、自治体による家庭的保育者研修の講師をさせていただいているご縁。
「小規模保育」は、今年の3月までNPO法人小規模保育協議会という団体の事務局をお手伝いさせていただいたというつながり。
どの保育スタイルも、本当に手厚く、子どもの育ちにとても有効だと感じています。
もちろん、大規模だったり、他のスタイルもそれぞれいいところがあります。
当日は、こんな感じでパネラーの3名にお話を伺いました。
それぞれお写真も事前にご準備いただいておりましたので、それぞれの保育のカタチがイメージしやすかったと思います。
(左から、清水香里さん、松岡かよ子さん、及川敬子さん)
また、それぞれの保育のカタチを選び、誇りを持って関わっていらっしゃるので、言葉の重みが違います。
今の働き方についての満足度を伺ったところ、全員が
満足!とお答えになられました。
「自分らしい保育のカタチを自分で選ぶ」
これが、満足されている一番の要因なのではいないかと思います。
参加者の声
・「居宅訪問型保育」のことを初めて知った。
・3種類について、一度にお話を聞けてわかりやすかった。
・家庭的保育について、もっと知りたくなった。
などなど
たくさんの方にご参加いただけたこと、本当に感謝です!
新たな気づき
最後に、パネルディスカッションを通して、大きな気づきがありました。
小規模保育について語っていただいた及川さんが、長年、大規模保育園でお勤めの保育士さんに言われた一言。
「子どもにとって、(自分を)見られていない時間がない」
つまり、手厚すぎて、いつも保育士に見られている。
それが窮屈であるのではないか?ということらしいのです。
この言葉を聞いて、なるほど~と思いました。
確かに、大規模園の場合、子どもの人数が多いため、どうしても見れていない瞬間が発生するのでしょう。(死角を作らないようにしていると思いますが・・・)
ですが、マンツーマンであるベビーシッターをしている私にとって、見ていない時間があるというのは、恐怖以外のなにものでもありません。
私は、常に見ているように心がけています。
しかし、子どもは、そうは思っていないと思うのです。
それは、見てるけど、見てないふりをするから。
凝視するのではなく、視界のなかで把握しておくって感じです。
子どもは、自分一人でできる!ようになっていく過程で「見られたくない」という気持ちが出てくることもあります。
特に3歳以上は。
その自立心は、尊重したいところです。
ですので、見てるけど、見てないふりをします。
つまり、子どもの人数でなはく、子どもとどう関わるか、なんですよね。
保育のカタチを考える上でも、とても大切なことですよね。
本当に、様々な保育のスタイルで働いている人の話は、勉強になります。
違うから気づくことができるんです。
これからも、ベビーシッターのすばらしさを追求するとともに、その質を高めていくためにも、いろいろな保育スタイルの方たちと交流していきたいと思います。
今回、保育フェスに関わってくださった全ての方に感謝しております!
ありがとうございました!