2020-06-12
保育資格の歴史 保母~保育士
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
保育のお仕事をする専門職といえば、「保育士」
この「保育士」以前は、「保母」「保父」と呼ばれていた時代もあります。
なんとなく、耳にする言葉ですが、改めて、保育資格について、私なりにまとめてみます。
年表
1947年 児童福祉法制定
保育所が児童福祉施設になる。
保育所保母の資格要件が定められた。これが専門職化の始まりと言われている。
1948年 保母の養成が制度化
1949年 第1回保母試験実施
当時の厚生省告示第57号に規定された保母養成所は、大阪府立保母学院や名古屋市立保育専門学院など数か所に過ぎず、そのため、応急的に保母試験制度が必要であった。
1977年 児童福祉法改正
男性も資格取得が可能になり(保母資格の受験を認められた)保育に従事できるようになる
俗称として「保父」と呼ばれるが、正式名称は、「保母」のまま
1985年 男女雇用機会均等法制定
1999年 児童福祉法改正
「保育士」に名称変更、名称独占に
資格要件の歴史
1947年 保母資格の要件
①厚生大臣の指定する保母を養成する学校その他の施設を卒業した者
②保母試験に合格した者
③児童福祉事業に 5 年以上従事した者であって,厚生大臣が特に適当と認定した者(スゴいい保育記事より抜粋)
1999年 保育士資格の要件
①厚生労働大臣が指定する保育士の養成施設で学び、所定の単位を取得することで保育士資格取得した者
②保育士試験に合格し保育士資格取得した者
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