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2020-05-13

キッズラインで起きた男児わいせつ事件について

こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。

今日は、かなりヘビーな話題について、考えてみることにします。

実は、ずっと気になっていたけれど、自分の気持ちを言語化するのが、怖かったんです。

でも、悲しい想いをする子ども、保護者をなくすために、何ができるか、それを考えることの方が、大事。

そう思ったので、今の私の想いをまとめてみました。

キッズラインで起きた男児わいせつ事件

男性シッターが保育中の男児にわいせつ行為をして逮捕されるという事件が発生した。容疑者はベビーシッターマッチングアプリの大手「キッズライン」を使用していたことから、利用者からは不安の声が上がっている。(こちらの記事より抜粋)

事件は、2019年11月14日に起きています。

この頃、ちょうどTwitterでも、話題になっていました。

ただ、不確定要素が多い情報ばかり。

そして、キッズラインも、

<11/14(木)一部SNSにて、キッズライン利用者とシッターの間でトラブルがあった旨の情報があり、発覚時から情報収集に努めておりますが、現時点では、該当すると思われる事案の事実確認はできておりません>(こちらの記事より抜粋)

と何もアクションを起こさなかったんです。

2020年4月24日、元キッズラインのシッターが、警視庁捜査一課に強制わいせつ容疑で逮捕されたと報道されました。

ちなみに、2020年5月3日に、キッズラインが、今回の事件についての記事を出されています。

容疑者に逮捕歴があった

橋本容疑者は、実は、逮捕歴が2回あったんです。

「実は、橋本容疑者には複数の前科があり、今年の1月8日には別件の強制性交等の疑いで神奈川県警に逮捕されています。続いて2月25日には別件の強制性交等の疑いで同県警が逮捕。いずれも起訴されていますが、橋本容疑者は黙秘しています」(こちらの記事より抜粋)

こわすぎます・・・

2019年9月、芸人EXITの兼近さん(キッズラインでシッターをされていました)に、逮捕歴があった!という報道がありました。

兼近が地元・札幌で女性に犯罪行為を斡旋(あっせん)した容疑で逮捕されていたという衝撃の過去が明らかにされた。(こちらの記事より抜粋)

ただ、私が知る限り、さほどシッター業界で取りざたされることもなかったです。

芸能人であり、シッターぶりもよかったようで、特に問題視されなかったのか・・・

兼近さんのシッターぶりについては、こんな記事がありました。

記事1

記事2

犯罪歴って、事前に調べないの?

子どもと関わるお仕事なのに、採用の際に、犯罪歴調べないの?

そんな素朴な疑問がわいてきますよね。

オーストラリアでベビーシッターを経験した友人から聞いた話ですが、オーストラリアでは、犯罪歴があると、たとえば幼稚園のバスの運転手、旗を持って、道路で子どもたちを見守る仕事であっても、できない、とのことでした。

雇う側ではなく、ライセンス発行の際に、調べられる仕組みがあるのだとか。

例えば、イギリスでは、子どもと直接関わる保育士やベビーシッターなどとして働くためには、DBS(Disclosure and Barring Service)という政府部局が発行する犯罪歴証明書が必要です※4。雇用者である保育所やベビーシッター事業者は、この証明書により、性犯罪などの犯罪歴がないかチェックした上で採用することができるのです。さらに、シッター宅で子どもを預かる場合は、シッターの家族の犯罪歴証明書も必要となる徹底ぶり。(こちらの記事より抜粋)

その他、アメリカ、カナダ、韓国でも、同じような仕組みがあるそうです。

一方、日本は、調べようと思っても、限界があるんですよね。

会社が調べようと思うと、ネットで調べるか、探偵を雇うかくらいしか方法がないようなんです。

毎回、探偵を雇うことは現実的ではなく・・・

日本でも、犯罪歴をチェックする仕組みがある?!

児童福祉法に基づく養育里親及び養子縁組里親の登録制度です。児童福祉法では、欠格事由に該当する者(禁錮以上の刑に処せられた者、児童買春・児童虐待を行った者等)は里親になれないこととしています。

都道府県等は、里親の登録にあたり、里親希望者が欠格事由に該当しないことを宣誓書により確認した上で、当該里親希望者の本籍地の市町村に対して、犯歴情報の照会を行うこととしています※7。

こちらの記事より抜粋)

これは、駒崎さんの記事で、初めて知りました。

仕組みがあるなら、シッターが自治体に届け出をする際や、シッター会社からの依頼を受けて、同じことをやればいいのでは?

そんなシンプルな考えが浮かびませんか?

しかし、現状、そういう切なるムーブメントは起きていません。

今、やるべきこと

犯罪歴チェックの仕組みを作ってもらうべく、国、行政に訴えていくことでしょう。

政府は、海外の犯罪歴証明制度や日本の里親登録制度などを参考に、シッター等保育者の性犯罪歴チェックの仕組みも整えるべきです。(こちらの記事より抜粋)

私は、ベビーシッターなど、訪問保育をインフラ化したいと思っています。

インフラ化する先に、子どもの笑顔を守れると信じているからです。

ですが、そのベビーシッターが、今、子どもを脅かしているんです。

この犯罪歴チェックの仕組みを早急に作らなくてはならないでしょう。

どうやって、やればいいのだろう??

ちっぽけな私では、考えが及びません。

なので、いろんな人に知恵を借りながら、チャレンジしたいと思います。

ぜひ、こんなアイディアがあるよ、というご意見、アドバイスがあれば、教えてください。

よろしくお願いします!

 

 

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